ビデオカメラの内蔵メモリー・記録媒体と録画時間の関係
ビデオカメラで撮影した動画は内容メモリーやSDカードなどの記録媒体に記録することになります。最近ではフルハイビジョンでの撮影は当たり前ですし、4K画質で撮影できるものも多く登場しています。せっかくなら高画質で映像を残したいものですが、高画質で撮影すれば、それに伴って撮影した動画の容量もとても大きくなってしまいます。では、実際にフルハイビジョンや4K画質で撮影した映像は、どのくらいの容量になるのでしょうか。
高画質の動画を撮影するなら大容量のメモリーを用意しよう
ビデオカメラで撮影した動画を記録する場合は内蔵メモリーや内蔵HDDに記録することが多きと思いますが、内蔵メモリーの容量が小さい場合や、長く撮影して容量が足りない場合はSDカードなどの外部記憶媒体に記録することになります。基本的にどちらに記録しても映像に大きな差は出ませんので、お好みの方に記録してください。
では、メモリーやSDカードなどに動画を記録する場合、具体的にどれくらいの録画時間になるのでしょうか。これは利用するビデオカメラの設定等によっても異なるのですが、だいたいの目安でいえば、フルハイビジョン(1920x1080 1.3Mbps)動画を撮り続けた場合、32GBのメモリーに約5時間前後録画できます。16GBならその半分の2時間半前後ですし、64GBならその2倍の10時間前後は録画できます。1回の撮影で5時間を超えることというのはあまり多くないと思いますので、フルハイビジョンでの撮影がメインなら32GB程度の容量を確保していればそれほど問題もないのではないかと思います。
次に、フルハイビジョンより上の4K画質での撮影ですが、これはフルハイビジョンよりもさらに容量が必要になります。具体的な目安でいうと、4K画質(4096x2160 24fps)の動画を撮り続けた場合、32GBのメモリーに記録できる時間はだいたい1時間前後になるかと思います。ビデオカメラの設定等により異なりますが、短いと40分程度になる場合もあります。もし4K画質メインでの撮影を考えている方は、少なくとも64GB程度はあったほうがいいかと思います。
4K画質で撮影できるビデオカメラはどんどん増えており、なるべく高画質で映像を残したいという需要も増えているようですが、高画質で映像を残すにはそれなりの容量が必要になります。もしフルハイビジョン、4K画質どちらにしようか迷っている方がいたら、記録媒体と録画時間の関係も少し考慮すると良いかもしれません。
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